純恋物語



気づけば私は彼の背中に身をゆだねていた。




「んん、あったかい…」



あったかくて大きな背中。



すごく心地よい…





「あの、蒼井君の家って……」


彼の顔をのぞき込んで見ると、真っ赤だった。


恥ずかしい、のかな?




なんで…



考えて気づく、


私がくっついてるからか。