純恋物語



その後数日間は愛美と一緒に帰ったのだった。





しかも朝会ったらおはよう、とかあいさつ程度しか話していない。



本当に付き合ってるのかな?私たち。




不安になってきた。



あの人バカだし。






今日もいつも通り愛美と帰る予定だ。





「あー門の外まで自転車押してくのめんどい〜ここから乗りたい〜」


「あははっ確かに」



はぁ。
はぁぁ。



「ため息ばっかじゃーん。幸せにげるよ?」



もうにげてる気がするんだけど…






ため息をつきながら門の前までくると、そこには

「あっ」