だって好きだから(短編)







その一言にカチンときたのか
こっちを向こうとするミナの腰周りを即座に掴み、背中から包みこむ。






「なっ…なっ……」




ミナは動揺してるのか文字が文になってない。





そんな様子もかわいくて
思わず笑ってしまう





「優くん…!もう!離してよ!」




本当に恥ずかしそうにしてる彼女をみると男心から意地悪したくなっちゃって、




「さっきまでチューもハグもそれ以上もしたいって言ってたのに?」




なんてからかって、






「……もう!優くんのカバ!」






さらに彼女を困らせる