「いきなりどうした?ミナ?」 そんなことをいうミナの身体を 今すぐにでも後ろから抱きしめてやろうかと思ったが、 なんとなくためらって、壁によりかかったまま答える。 「だって、もう付き合って2ヶ月たってるんだよ。 なのに優くん、手は繋いでくれるけどハグもチューも全然してくれないじゃん。 チューだって付き合った日からしてないもん。」 ああ、なんて……、