タイミング最悪だ………; 「座れば?」 その言葉に頷きあたしは翼くんから1メートルほど離れた位置に座る ドキドキ…… 激しい雨の音 あたし好みの甘い香りがあたしの鼻をくすぐる ぇっと……何か話題、話題…… チラッと翼くんを見てみればスマホでゲームをしてる “好き” その一言を伝えたいのに言えない 「ミ、……ミルクティー美味しかった……です」 じゃなくて………; 「そりゃぁ良かったな…」 しかも即会話終了………;