「まっ、そう深く考える事ないって(笑) 今日気晴らしに俺らとビリヤードでも行こうぜ」
「…“俺ら”?」
「俺と奈々と茉莉ちゃんと♪」
「……何かの当てつけか?」
「違うって(笑)
ただ単に4人で楽しく遊ぼうって事
それに茉莉ちゃんビリヤードした事ないんだって。
翼、得意だろ? 教えてあげなよ」
「……………」
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放課後…
直樹にしつこく誘われたのと、ほんの少しの好奇心から俺はしぶしぶ直樹について行く
そしてビリヤード場に着くと黒木達は既にダーツを楽しんでた
「下手っぴ〜(笑)」
「だって〜…」
早速泣きそうになってるアイツ
何泣きそうな顔してんだよ……
頼むからそんな顔すんなって…
俺はまた気が付いたら歩き出してた
