ーーーーーーーー ーーーーーー ーーーーー はぁ… こんなに走ったのはいつぶりだろう… たどり着いたのは誰も居ない屋上 「チッ……やっぱり毎年ろくな事がねぇな……」 翼くんはボソッと呟いて怠そうにポケットから煙草を取り出す え…………? 煙草吸うの………………!?; 「…………何で泣いたんだよ?」 「え…、」 「無防備つぅか…… だから変な男に絡まれるんだよ…」 翼くんはサラッと言い流すとスマホでゲームを始める