「佐々木君、絆創膏持ってないかな」

「嗚呼、絆創膏?怪我でもしたの?」

「ちょっと転んじゃって..」

「おっちょこちょいだなー、はいどうぞ」

「ありがとう!」

おいおい

「佐々木優しいよね」

「見た目も清楚だし中身も優しい」

ダメだよダメだよ

「美優、放課後玄関で待ってて」

「うん」

私 山本美優は

クラス中の女子が清楚やら優しいなどと

言われている佐々木翔の " 彼女 " です

私も最初は優しい清楚な佐々木君に惚れた

だが、それが罠でした