柊高校生徒会の非日常な日常

「今回私達『エターナル・ニュートラルサンクションズ』は貴校の生徒会権限の力をお借りし、日本警察、政治家達の動きを把握することが目的です。」

エターナル・ニュートラルサンクションズ、ENSは中立的制裁を加えることのできる国際的組織。
古くからあり国際的な圧倒的信頼、協力を得る謎多き組織と認識されている。

「えぇ、期間は未定。タイムミリットはあなたの卒業まで、つまり約17ヶ月」

「はい、5年ほど海外の活動から目を離せないでいたら、悪質な方々が増えたようで」

「あははっ、それは言えてるわ、根本を潰すには中くらいの根からじわじわと、ね?」

「えぇ、全ては話せませんがきちんと今回の協力の価値と同価、それ以上の報告書は提出します」

「あらそれは嬉しいわ♡あなたからはもうおしまいかしら?」

私は頷く。

「では改めて、、柊高校学校長、柊茉琴は白野百合の転入、及びエターナル・ニュートラルサンクションズへの協力を許可します。
今日からあなたは柊高校の生徒です。柊高校の何恥じぬ行動、言動を心掛け誇りを持って学校生活を送ってください」

「はい。」

契約完了だ。
ENSボイスレコーダーのスイッチを切る。

「で、ここからは百合ちゃんへのお願いね♡
天下のENSとはいえ貴女はここ柊高校の生徒、そのことを忘れないでね?」

ニッコリとウィンクをしながら言う学校長。
思わず笑顔が溢れてしまう。

「はいっ!!ありがとうございますっ!!!!」

「きゃぁぁぁ♡♡もう百合ちゃんかわいぃぃぃい♡♡♡ ねっ何かあったら言えることならすぐに言うのよっっもうかわいいいぃっっっ♡」



、、、、、やはり残念な人である。

「学校長苦しいです」