突然 高速バスは急ブレーキを踏んだ

どうやら前の車がいきなり減速したようだ

彼も起きた

俺は寝たふりをした


高速道路を出てそれぞれのバス停へと向かう


長谷駅前になると彼は停車ボタンを押した

俺はいつでも隣の彼が降りれるように荷物を持った

そしてバスは彼の降りるバス停に停車dq

「あっすんません」

彼はペコっと頭下げて降りて行った

俺はずっとその人の後姿を見た

そして降りた後も彼をずっと見ていた

そのとき目があいそうになった

俺はすぐに目をそらした