クーデレ彼氏とその彼女


『分かった。いいよ
ちょっとくらい遅くても、
うちは大丈夫だから』


「…そか」


『じゃあ行こ』


「あーコンビニ寄ってから」


『うんー』



背の高い彼は、時たま横の
私を見ながら

その歩幅を合わせてくれる


…優しい。でも、申し訳ないなぁ

私、足遅いし。