シングルベッドのそれは、
2人で入ると少し狭いけれど



すぐにりおくんが抱き付いてきて
狭さはもう、気にならなくなった




「…俺と同じシャンプーな
はずなのに、いい匂いがする」


『そ、そうかな』


「うん」



ぎゅ、と拘束されて
否応なしに髪の匂いを嗅がれる