『…りおくん一筋だから
いいんですぅ』
「…そう。まぁ、俺もだけど」
…恥ずかしいな。
でも、嬉しい。
『そういえば、
遠くに引っ越したんじゃなかったの?』
「うん。けど、どうしても会いたくて
中学まではあっちだったけど
高校はこっちに決めて戻ってきた」
『そっか。ご両親は?』
「…いい人たちだよ。
ちよの傷のことを話しても、
それでも俺を引き取るって言ってくれた
感謝してもしきれない」
『…よかった。心配だったんだ』
「まぁ、親には悪いけど
俺はちよと居たいから」
『…そ、そう』
「いつか一緒に会ってくれる?」
『うん。りおくんの両親に、
私も会いたい』
「…ありがとう」
そのままソファにもたれかかって
暖かい部屋で、
いつの間にか私達は眠りについた

