『はい、乾かしたよ ありがとね、一条君もどうぞ』 「うん」 なんて、ほんとは少しだけ 生乾きだけれども ドライヤーを彼の手に渡す 「…」 『わ』 急に、髪の毛の中に、 手を突っ込まれる 「まだ全部乾いてない」 『そ、そうかな』 動揺してしまった