放課後、私と結華は優斗達が来る前に学校を出た。 薬局に向かう途中私は怖かった。 「自分が妊娠していたら。」 と思うと怖くて。 苦しくて。 どんどん近づいて行く薬局が悪魔の入口に思えた。 「「これ、下さい。」」 私の代わりに結華は妊娠検査薬を買ってくれた。 「「調べてみよう。」」 「うん。」 私達は薬局の近くにあった公園のトイレに行った。