《杏理ー!休みだからっていつまで寝てるの!?》


そう言ってお母さんは私の部屋に入って来た。


「うーん・・・」


私は眠たい目を擦って洗面所へ行った。


今日は土曜日、特に予定はない。


「ゆっくり寝よ。」


私は顔を洗いそのまま部屋に戻った。