昼休み、私と結華は優斗のクラスに行った。

「あっ。いた!優斗!」


優斗は男子と話すのをやめ、私と結華の方へ来た。


『どうしたの?』


優斗は両ポケットに手を入れた。


「結華が好きになった男子の名前分かったんだって!」


『誰?』


私は結華を見た。


「「矢島良輔。」」

結華はおもむろに口を開いた。