空が青く澄んでいた。聞こえる音は波の音。青く輝く海。

「優斗。」


『どうした?』


海辺に座りながら優斗は自分の肩に私を寄せた。


「幸せ?」


『あぁ。すごく』


優斗は少し低い声だった。


『杏理は??』


「すごく幸せだよ。優斗と居れて。」


『そっか。』


うちらわあの時、二人で幸せを実感したよね。


きっと今も...