~2時間目~
体育なので参加することにした。
なぜなら、男子と女子は、一緒に体育をすることがないからだし、体を動かすことが好きだから。
「あれ~。海璃愛が帰ってきてる。やったー!これで勝つる。」
運動することが好きだから、運動神経抜群……なんだって。
「海璃愛ニャンだー」
宇利……利宇?どっちだったけ。まぁいいや。
「『海璃愛ニャン』って誰?私のこと言ったんだったら、背負い投げしてあ
げる(怒)それか、精神病院へ言ってくれるの?行っといた方がいいと思う
けどね♪」
本気でそう思った。
皆は、唖然としてた。
それでも、利宇は
「お前いーかげん気づけよ俺お前のこと好きだから。」
と言ったら、もちろん、私の中はこの1択しかない。
「きもいから近寄らないでくれると嬉しいな~」
悪意を笑顔に包んで言うということ。
「海璃愛~。はぁはぁ。」
という声が聞こえる。
「無理に、体育でなければいいのに。相変わらずだね、凪は。」
と笑いながら言う。
「からだは、弱いけど……。頑張りたいの!それにね、海璃愛がいれば
頑張れそうな気がするの。」
凪は、普通では体育は出ないけど他の授業は出る。
けど、たまに凪が体育の授業に出るから
私が凪の走る速さに合わせて走ってるんだ~♪
凪は、意外に早いけどね………。
走った後は!
「ドッチボールで、スピードを補う体育♪楽し~い」
ボールは、くるくる回って相手のチームのコートに入って二人が外野に
行っちゃった。いつもより、弱めなのに……。