~学校in廊下~
「キャ~」
「今日は、あの人が見れたから幸せかも。」
と、いう騒ぎを起こしていた。
そのなかに、親友の里崎由亜も居た。
私は、大きく息を吸ってこう言った。
「通路を開けてくれないかな。邪魔で仕方がないから。」
みんなが通路を開けてくれた。
そこに、一人の男の子が居た。
「昨日見なかった子だね。僕は、木島利宇。きみの名前は?」
訳が分からなかった。何で初対面なのに馴れ馴れしいの?
その心の声を押さえて名乗った。
「1年3組……花藤 海璃愛」
「海璃愛ちゃんか……。かわいい名前だね。」
「はぁ?何訳がわからないこと言ってるの?馬鹿なの?」
「………。」
「用がないならもう行く。」
走って教室に向かった