美月は急に恥ずかしくなり
顔を赤らめた。

しかし、ここで言わなければ
もう関わることがなくなると思った美月は率直に伝えた。

「野村。あんたが好きだからよ!」

言い終えた美月は真っ直ぐに龍夜を見つめた。

それを聞いた龍夜はびっくりしていた。

「うそ…だろ?」

その言葉を聞いて美月は脈がないと思ってしまった。

しかし、龍夜の続きはこうだ

「うそ…だろ?おれもお前が好き。
お仕置きって呼び出したのも
お前と話したくて触れたくて…
お仕置きってのは最初の方だけで
今となってはただの口実だ///」

言い終えると俯いたまま顔を上げなかった。