「野村くんのいじわる....」

ポツンと美月はつぶやいた。

「だってよー、お前がさ
色っぽい声だしたりさ、顔赤くした
りするからだろ?」

「私のせいなの!?」

「まーな。まじ反則。いじめたくなる
んだよなー」

龍夜は空を見つめながらそう言った。

「ならまた明日な」