チュッ....チュッ。

龍夜のキスは止まらない。

「んっ....やめてっ....」

美月の色っぽい声と龍夜のキスの音だけが空き教室に響きわたる。

「しょーがねーな。
今日はここまでな?」

そう言うと龍夜は美月の頭をポンポンと撫でてくれた。

美月は赤くなった頬を見られたくなくてしたを俯いたままだ。