━━━━  学校  ━━━━ 

 「あみ~ おはよー! 昨日のはなし聞いてー」 

  話すのドキドキするなー! 杏梨は知らないから小声で話さなきゃ
 
  聞こえちゃう! 言っとかなきゃ 

 「あー、はい」 

  聞きたくないな~ 変なのとかまじ勘弁だな。 

  いいことでありますように 神様~。 おねがいします 

 「あのさぁ… 小声で話さなきゃ杏梨に聞こえたら大変だから

  小声で話そー」 

 「おけー」 

 「あの、体操部に、高城隼門先輩いるぢゃん? うち、その先輩のこと 

  気になってる…! 好きじゃないから 気になってるだけ!」 

 「え?ちょっとまったぁぁぁえ?え?え? え? あの、茶髪の人?」

  真希、まさかの恋とか… 1年くらい恋してなかったよなこいつ 

  え?頭の中はてなだらけだ

  え?嘘でしょ ついに真希も気になる人できちゃったのか~ 

  えー あの人?えー 頭混乱やばい汗 

  夢じゃないよね? 現実だよね? 

  あれ?夢?なわけ無いよね? え… 

  わけわかんなくなっちゃった汗 

 「そうだよ! なんか、優しくて、顔立ちいいし… 気づいたら、

  気にするようになっててさ… 連絡先交換したいなとか 

  勝手に考えてて! これって、恋?っていうのかな?」 

  

  あみきっとびっくりしただろーな汗 

  困らせちゃったかな。 でも、杏梨よりあみのが いい返事くれる!
 
  協力ま、あまり、強引じゃなくて、いい感じ! 

  

 「うおおおおおおおおおお! 真希ー(泣) よく自分で気づいたね 

  それは、間違いなく恋ってやつだよ!!! 真希〜おめでとー! 

  1年ぶりだね~ 真希〜部活一緒なんだから、最後まで頑張れ 

  うちも、協力する! 他に誰かに言った?」

 「言ってないよ! あみ〜ありがとー(泣) 

  うち、あみに相談してよかった! 最後まで頑張るよ、うち!」 


  やっぱり、あみは、優しくて、いい返事くれる! 

  杏梨よりあみのが相談しやすい((汗 

  うちの気持ちをわかってくれるのはあみだけかも~

 
 「杏梨にも言ってないの? ぢゃー、ふたりだけの秘密ね! 

  これから、どんどん相談してー! 相談のるからさ!」 

 「ありがとー((嬉」