「…でも、別に俺らには関係なくない?」 「…へ?」 「だってこの部活ってお菓子食べるだけじゃん?」 「そ、そうですね…」 「だったら別にここじゃなくても出来るし?」 先輩の言ってることが全然理解できずに一生懸命頭をフル回転させて考えている私をよそに、先輩は、でもテストだしなーなんてぶつぶつ呟いている。 そうして暫く互いに唸っていると、ふと思いついたように先輩はぽんと手を打って、 「よし、俺の家に行こう!」 爆弾発言を投下した。