─選んだエプロンを身につけ、先輩と調理台の前に並ぶ。 「はい、ではこれから生チョコを作ってみたいと思いまーす」 「生チョコ…ですか?」 生チョコなんて、お店でしか作れないと思ってた…。 「そ。穂和ちゃんはチョコ好き?」 「は、はい!大好きですっ!」 ─はっ!! 言い終えた後に後悔した…。 (こ、これって、先輩に、こ、こここ告白してるみたい…/////!?) なんて一人で勝手に妄想し、赤面していると… 。 「…なんか、それ告ってるみたいだね」