「─ぷっ、せいかーい!んで、部室荒らしてんのも!う、ち、らっ」 「でぇーもっ!それもこれもぜーんぶバレないんだなぁ!」 「そぉっ!それにぃ、この部室を荒らしたのだって全っ部、あんたのせいになるんだし~」 「…どういうっ…!?」 そう聞き返すと、彼女たちはより一層、顔の笑みを深くした。 「そーんなの決まってるじゃん…」 ─グイッ!! 「─!?」 突然、真横から腕を引かれ、壁に押し付けられる。 「だ、誰っ…!?」