そんな自分の欲深さに呆れていると、中島くんは、これまでにない声の大きさで私に懇願してきた。 「そこでなんだけど…頼むっ!!午後からメイドやってくれないか…!?」 「え、ええっ!」 「前半だけでいいから!!お願いします!!」 中島くんの突然かつ驚愕なお願いにぽかんとしてしまったが、今はそんなことしている暇ではない。