夢瞳side







―――昼休み







~♪







SNSがピコン!







誰かがあたしを呼んでるっ!







「今日、一緒に帰るぞ」







送り主は―…







夢瞳「爽先輩!」







「了解です(。・x・)ゝ」







返事を返すと、すぐに

既読マークがついた。







先生「おい、白鳥」


夢瞳「あっ、はい!」


先生「これ、資料室に

   持って行ってくれ」


夢瞳「あいよん」







少し重い資料たちを、

腕に抱えた。







資料室に着いて、

資料ちゃんたちを

しまっていると

誰かが入ってきた。







夢瞳「あ、龍友先輩」


龍友「よっ♪」


夢瞳「さっきは

   ありがとうございました!」


龍友「いえいえ! 俺も手伝うよ」


夢瞳「何から何まで、

   ほんとにありがとうございます」







2人で黙々と

資料を片付ける。







夢瞳「よしっ。終わった!

   先輩も終わりましたか?」







でも龍友先輩の姿は、

見つからない。







夢瞳「先輩?」







資料室の中

散策♪







「ここだよ」







後ろから声がして、

振り返ると

真顔の龍友先輩。







夢瞳「みっけ♪」







―――グイッ







夢瞳「んんっ!?」







龍友先輩に

キスされてる___。