夢瞳side
またおでこに
何かを感じた。
思い瞼を開けてみると、
真っ暗な部屋に
月明かりが差していた。
夢瞳「ミッドナイトッ!」
頭上を見ると、
爽先輩があたしのおでこに
手を当てていた。
夢瞳「―――先輩…」
爽「起こしたか」
夢瞳「何から何まで、すいません」
先輩の表情は
見えなかったけど、
少しだけ笑ったように見えた。
夢瞳「先輩、いつもより
なんていうか、優しいですね」
爽「正直、こういう時しか
人に優しくできねぇわwww」
2人で声を出して笑った。
爽「一昨日の、デート」
夢瞳「―――え?」
爽「一昨日のデート、
どこ行ったんだよ」
夢瞳「……デート…?」
爽「ほら、龍友との―…」
―――あたしが龍友先輩とデート…
夢瞳「あたしデートしてないですよ」
爽「は」
夢瞳「龍友先輩とのデート、
断りましたから」
爽「嘘だろ」
夢瞳「ほんとです。
龍友先輩のこと、
恋愛対象じゃないです」
そう言った瞬間、
爽先輩は
あたしのベッドに
倒れこむようにして
崩れ落ちた。
・
またおでこに
何かを感じた。
思い瞼を開けてみると、
真っ暗な部屋に
月明かりが差していた。
夢瞳「ミッドナイトッ!」
頭上を見ると、
爽先輩があたしのおでこに
手を当てていた。
夢瞳「―――先輩…」
爽「起こしたか」
夢瞳「何から何まで、すいません」
先輩の表情は
見えなかったけど、
少しだけ笑ったように見えた。
夢瞳「先輩、いつもより
なんていうか、優しいですね」
爽「正直、こういう時しか
人に優しくできねぇわwww」
2人で声を出して笑った。
爽「一昨日の、デート」
夢瞳「―――え?」
爽「一昨日のデート、
どこ行ったんだよ」
夢瞳「……デート…?」
爽「ほら、龍友との―…」
―――あたしが龍友先輩とデート…
夢瞳「あたしデートしてないですよ」
爽「は」
夢瞳「龍友先輩とのデート、
断りましたから」
爽「嘘だろ」
夢瞳「ほんとです。
龍友先輩のこと、
恋愛対象じゃないです」
そう言った瞬間、
爽先輩は
あたしのベッドに
倒れこむようにして
崩れ落ちた。
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