君に興味ある

流石の俺も毎日の一時間置きにくる電話にはウンザリし、別れ話をすることにした。

しかし、彩香か納得しなかったので呼び出した。
今頃、化粧を頑張っているのだろう。

「あのぉ、今暇なんですかぁ?」

イライラしながら彩香を待っていると、二人組の女に声を掛けられた。

「彼女待ってるんで」

「でもぉ、ずっと待ってますよねぇ?」