君に興味ある

私と廣瀬君は…………………あれ？どういう関係だろ。

友達…じゃないし、
知り合い………いや、廣瀬君のことで知ってる事なんて何もない。
まして、恋人はあり得ない。

「まさか、新しい彼女？」

彩香の呟きに耳を疑った。

「は？」「え？」

彼女？私が？何言ってるの？この人。

「だから隠そうとしているんでしよっ
私には分かるんだから！」

しかし、彼女は自分の言葉に納得した様に頷いた。

「彩香？」

「私、許さないから」