君に興味ある

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ショッピングモールに絵美の声が響く。

「ねぇねぇ!これ、可愛いよね⁉︎
ヤバい…買っちゃおうかなー」
「うん、いいと思う。さっきのと合わせて試着してみたら?」
「うん!そーする!ちょっと待ってて」

「ふー」

やっと一息つける。

奢りというのに乗せられてしまったが、興味のないことは話を合わせるのが大変だ。