「「次はぁ〜 如月ぃ〜 如月ぃ〜。」」

ガタンゴトンと箱が動く。

どうにゃらこれで、猫神様が用意した家に近づくらしいにゃ。

俊哉と呼ばれる男子校生はあれからずっと顔が赤かったにゃ。

にゃーが、

「熱あるの?」

と、心配してあげても

「や、大丈夫っ///。」

と、もっと顔を赤くさせるにゃ。

全く大丈夫じゃにゃいだろっ!

と心の底から思ったにゃが。

「次はぁ〜 終点〜 しろがみぃ〜 しろがみぃ〜。ご乗車ありがとうございましたぁ〜」

にゃーは、電車という箱から降りた。