って!


そうじゃなくて!


きょうは金曜日だよ!


すぐにベッドから降りて瑠希の布団へ行く。


「瑠希!瑠希!瑠希ったら!」



「………ん、あ?っあ〜もう朝かー」




のんきに眠そうな目をこする。


「瑠希!のんびりしてる暇ないの!ほら!みて!」


と言って近くにある目覚まし時計を見せる。


「あ〜。8時20分か。」


「何言ってるの?!8時30分から朝礼だよ?!瑠希!はやく支度しなきゃ。」




と言ってばたばたと私は支度をはじめた。


瑠希は起きてきたとおもったらのんびりと食パンを食べている。



「もー置いて………?!」






さっきまで椅子に座っていたはずなのに
わたしの隣に瑠希がいて




「杏。だめだ。待ってろ。」



と言って二階へ行ってしまった。