いおん「ちげーよ。ただ好きなら1つ言う」

「は?」

いおん「…あいつはお前に惚れねーよ」

「どういう事だよ」

何でお前にんなこと…

いおん「理由は言えねーけど忠告」

「お前、あいつが好きなのか?」

いおん「ふっ…そうだな。でも、とっくにフラれてるもんだ」

きっと、こいつにも何か辛い過去がある

じゃなきゃこんな辛そうな顔しねーだろ

「…どうでもいいけど、俺は諦めるつもりはない」

いおん「…時雨に…時雨に!夢月の過去をしょえるのか?辛くて悲惨な夢月の重荷を軽くできるか?」

いおんは俺の胸ぐらを掴んだ

「お前に、夢月に…どんな過去があるかは分かんねー。でも、俺はあいつの過去を受け止める覚悟はある!あいつを守れる強さもある!」