望「なんだよ!てめえと話すつもりはねえよ!」

望はソファーから勢い良く立ち上がった

「私はあるの」

冷静に返答した

「あなたをそんな目にしたのは誰?」

望「は?」

「あなたを助けたい」

望「何いってんだよ…てめえに俺の何が!」

「知らない!でも、知りたいの…」

望「…俺の顔を、俺の冷たい目を見てくれる奴なんていねーよ!」

冷たい目…?

望「俺を見てくれる奴なんていらねーよ!どうせみんな、嘘なんだから!みんな…みんな、消えればいいんだ!全部、全部…大嫌いだ!」

消えればいい?

じゃあ、なんで…そんな悲しい顔するの?

「みんな見てない?」

望「そうだ!みんな俺の冷たい目なんか見ねーよ…!」