はあ、倒れたふりしよう

「うわぁー(棒読み)」

私は、わざとうつ伏せに倒れた

はあ、さっさと終わんないかなぁ

ああ、めっちゃバカボコやっとるー!

こわい!


~数分後~

あれ?なんか、静か?

叫び声が聞こえなくなったので、私は起き上がった

「え?す、すごい」

私が見たものは、男子も女子も関係なく沢山倒れていた光景だった

まるで、嵐が通ったみたい……

一体誰が?

でも、それはすぐにわかった

沢山の倒れた人逹の真ん中に、時雨と渉と凛と千尋と……いおんとのみんなでまるくなり、とんでもない殺気をだし、睨み合いをしていた