「………可哀想すぎる。」 「え?何が?」 松本が呟いた一言の意味が分からなかった。 しつこく聞いてみても、松本は一言も喋らなかった。 「………?」 まぁ、良いか。 それが俺の率直な感想だった。 誰と誰が好きとか、付き合うとか、別れるとか。 俺にはどうでも良かった。 俺には、サッカーが何よりも大切で一番だった。