----- それは、突然のことだった。 ……俺にとっては。 「…はぁ?付き合ってる?…誰と、誰が?」 狭いプレハブで出来た、粗末な部室。 暑い夏が始まった頃だった。 先輩たちの着替えが終わり、1年生部員たちが着替えている最中。 突然、松本から飛び出した質問に、俺は意味が分からず混乱した。 聞き返した俺に、松本は眉間にシワを寄せた。