そんな、ある日だった。
練習が終わって、皆でストレッチをして体を落ち着かせた。
そして、不意に疲れた体をグラウンドに横たわらせた。
Tシャツが汚れることも気にせず、ただただそうしたかった。
松本たちはそんな俺を見ながら笑った。
全員でペチペチッと俺の頭を軽く叩いて、先に部室へと歩いて行った。
ゴロリと仰向けになると、遠い空が目に入る。
空はオレンジから薄い青へとグラデーションになっていた。
時刻は夜へと差し掛かっていたけれど、まだ5月だからなのか……日が落ちるのも結構遅い。
空がきれいだなぁ…と、ぼんやりと見つめていた。


