蒼い灯火










そう言うと、内村先生は立ち去っていった。


俺が、その背中にお礼の言葉と深い礼を向ける。
先生は、こちらを振り返りはしなかったものの…右手をヒラヒラと振ってみせた。






一人になった空間で、俺は右手の手の平を見つめる。







ただただ清々しくて、もう、迷いはなかった。









ーーー「俺、西高に行きます」














それが、夢に向かっていく俺の、最初の選択だった。