次に俺はお肉売り場へといった
そこには赤井がいた
「おーい、赤井」
「うん?この声はけいとんかっ!」
「だからけいとんっていうな」
「別にいいじゃないの~?」
………おい、俺にあれを言わせようとしてるのか……?
「なんで、ノってくれないんだよ!ノリ悪いな!けいとんは」
「ノリがわるくて悪かったな」
「まぁ、それは置いといて、なんでけいとんは私のところにきたの?」
「たまたま見つけたから声をかけただけだ」
「むー、私のために来たんじゃないのかー…」
「そりゃそうだろ」
「だからけいとんは……ムムッ!?」
赤井の視線の先には試食用の焼肉が焼いていた
赤井は匂いに釣られたんだろう
「けいとん!肉だ!肉!!」
「ああ、肉だな」
「一緒に食べようよ!」
「……お腹空いてるからいっか」
俺はもうお腹が空きすぎているので、この匂いはヤバすぎる…
「やった!うんじゃいこー!」
赤井が俺のブレザーの裾を引っ張ってきた
まるで妹のような感じがした


「美味しかったねー!」
「ああ」
俺と赤井は試食の焼肉を食べ終えていた
やっと何か食べれたな……
「そういや、赤井はなに作るんだ?」
「それは秘密!」
「だよな…さっき平尾からも言われたし」
「先に言われたのか……まぁ、楽しみにしててよねっ!」
「ああ、楽しみにしてる」
「うんじゃ、私はあっちにいってるね!じゃねー!けいとん!」
俺は赤井と別れた
………………
あとけいとん言うな