幼馴染み。幼馴染み。

「えぇ!?もしかしてあの陸斗君!?嘘でしょ?全然違うんですけど!?かわりすぎ」

「すげー驚き方だな。そうだよ。その陸斗だよ。何だ覚えてんじゃねーか。」

いやいや。覚えてるも何も変わりすぎだろ!幼馴染みの陸斗君はとても優しい子でヤンキーになるとか想像もつかないぐらい。人って変わるもんなんだねー。
って何、一人で解釈してんのよー!!

「ありえない!!あんたがあの陸斗君だなんて!絶対違うわよ」

「ほんとだって。理解悪いなお前。」

知らないんだけど。ほんとに。あの陸斗君がこんなヤンキーになるなんて、考えられないんだけど。

「まぁ。信じないんだったらそれでいいけど。俺は嘘なんてつかない。」

意味わかんない。確かに陸斗君は嘘なんてつかない絶対につかないいい子だ!でもこんなヤンキーが嘘をつかないってことなんて信用できないよ!