本当は大好きだよ…。

「り、陸斗。」

「なんだ?呼び捨てか?俺は2つ上の先輩だぞ?笑」

…。そんなこと知ってるよ。

「あたし…思い出したよ。全部の記憶…。
梅垣陸斗。あたしが好きだっと人の名前。今やっと思い出せた。あたし…いまでも陸斗が好き!なんか…ほんとに忘れてた。ひどいこと言ってごめんなさい…。」

「いいんだよ。思い出してくれたんなら。俺はその言葉をずっと待ってた。あの時、瑠花が俺に惚れてるって事はしってた。だから待ってたんだ。ホントの気持ちを瑠花からききたかったから。」

ポロッ。

涙がこぼれてきた。

えっ?知ってたの?あたしの気持ちを。