底辺魔法学校聖フール学園からの・・・。

「バーストウィンドウ」
風の渦は刃に変わり南条を切りつけた。

「バーストってよりブレードだな。」
南条は呟いた。

しかし南条から血が出ることは無かった。

「切ろうと思えば切れただろ?」

「ああ。今切っちまったら人を殺すことになるから。それにシールド張れただろ?」

「甘え。まあ。張ろうと思えば張れたけどな」

「なあ。魔力ってある程度までは人にこじあけて貰えば簡単に覚醒するもんなのか?」

「ああ。個人差はある。ぜんぜん伸びない人もいれば、お前みたいに究極的に伸びる奴もいる。」

「なるほど。」

「お前は伸びすぎだがな。フッ。しゃべり過ぎたわ」