「竜司はなんでバイトしてるの?」
「あぁ、暇つぶしみたいなもんだよ。あとお金欲しいし」
やっぱり皆そんな感じなんだ。
「私も‼︎でも意外に楽しいね、バイト」
2人で他愛のない話をしながらハピネスドーナツまでやってきた。
昨日と同じでドーナツをプレートの中へ入れる地味な作業。
でも、私にとっては大仕事だった。
初めてでまだ効率よくはできないけど、私なりに頑張った。
「はぁー‼︎疲れた‼︎」
長かったバイトも終わり、私は大きな伸びをする。
「おつかれ。夢」
私の頭に手をのせてニカッと笑う竜司。
「竜司もおつかれ」

