不良男VSツンデレ女

そんな優しい竜司の行動に嬉しくなる。
私は何度も今見えるどんどん小さくなる背中にお礼を言った。



「おはよ、夢」

教室に入ると私の元へと駆け寄る明美。

「どうだった?バイト‼︎」

「すごくよかったよ‼︎皆優しいし。ありがとうね‼︎明美」

明美にお礼を言うとにっこりほほ笑み自分の席へ帰っていく。

「ねぇ、バイトって?」

そう尋ねてきたのは深雪。

「私ね、バイトすることにしたの‼︎あのドーナツ屋さんあるでしょ?駅の近くの。あそこ‼︎」

そう言うと、絶対行く!と言ってくれた。