「ぶっ‼︎俺も夢って呼んでいい?」
え、私今…世界中の女の子を敵に回した気分なんだけど。
「うん…」
暗い夜道を2人肩を並べて歩く。
今日あったばかりの人だけど、一緒に話していてすごく楽しかった。
男嫌いな私はどこかへ行ってしまった気がした。
「あ、ここです。」
私は自分の家を指差し、竜司に伝える。
「ここか。明日もバイトだろ?」
「うん!毎日バイトなんだ」
私は無駄な時間は全部バイトに注ぎ込もうと思い、毎日シフトをいれた。
「え、俺も毎日‼︎」
う、うそ⁉︎
毎日入れてるのなんて私ぐらいだと思っていた。
「じゃ、また明日な」
「うん、また明日」
私は竜司に手を振って家に入ろうとすると、あることに気づく。
竜司は元来た道を帰っていった。
もしかして…私を送るためにわざわざ遠回りしてくれたってこと?

