私を優しく包み込む和樹。
その温もりはとても居心地がよかった。

「……私も…」

無意識に私の口からはそんな言葉がでていた。
それに驚く和樹。
私だってすごく驚いているけれど、まぁ、本当のことだし。

「それ…まぢ?」

まぢって……

「まぢに決まってんじゃん‼︎」

その言葉と同時に私の唇に和樹の唇が触れた。
温かくて、優しくて……
私の心はとろけてしまいそうなほど温かくなった。

何度も何度も角度を変えて、私たちは愛を確かめ合った。